地域住民の健康な生活を守ることに専念し、信頼される医療に最善を尽くします
TEL:0884-28-7777

リハビリテーション部門

施設概要


 当院のリハビリテーション部門では、急性期と回復期リハビリテーション、心大血管リハビリテーションの外来リハビリテーション、訪問リハビリテーションを主に実施しています。急性期リハビリテーションでは、廃用症候群の予防、機能回復促進のために早期からリハビリテーションを実施しています。回復期リハビリテーションでは、機能の回復や日常生活で必要な動作の改善を図り、寝たきり防止と社会や家庭への復帰を目的としたリハビリテーションを365日提供しています。外来リハビリテーションは、心大血管リハや小児言語療法(言語聴覚センター)等、リハビリテーションが必要な方に対して行っています。



スタッフ数

・理学療法士 20名
・作業療法士 10名
・言語聴覚士  7名

施設基準

・脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
・廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
・運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
・呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
・心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅱ)
・がん患者リハビリテーション料
・集団コミュニケーション料(Ⅰ)



理学療法


理学療法(PT)

理学療法とは病気や怪我によって身体の機能が低下した人に対し、「座る・立つ・歩く」といった基本的な動作能力の回復や維持、予防を目的に運動療法や動作練習、物理療法などを用いて行われる治療法です。

運動療法
運動療法とは文字通り身体を動かすことによって症状の軽減や身体機能の回復を目指す治療法です。弱くなった筋肉を強くする筋力増強練習、神経麻痺に対する神経筋再教育、動かしにくくなった関節を改善する関節可動域練習などがあります。

動作練習
寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行、段差の昇り降りなど自立した動作を獲得することを目的に、動作を繰り返し練習し、低下した部分の動きを介助します。


物理療法
身体に物理的な温熱・水・電気刺激などを与えて治療する方法で、痛みを和らげ血行を促す効果があります。ホットパック、水治療法、低周波刺激などがあります。
水治療法


心臓リハビリテーション
心不全や狭心症、心筋梗塞等に対して体力向上、再発予防を目的とした心臓リハビリテーションも実施しています。


各種トレーニングマシン
普段あまり使われない筋肉を5種類のトレーニングマシンによって再活性化することで筋力強化、動作の維持向上を図ります。



作業療法


作業療法士(OT)

作業療法士とは、人々の健康と幸福を促進するために、日常生活活動、家事、仕事、趣味、遊び、対人交流、休養など、人が営む生活行為と、それを行う為に必要な心身の活動に焦点を当てた治療、指導、援助を行っています。また、高次脳機能障害(注意力低下や集中力低下など)のリハビリテーションも行っています。
作業療法士の対象となる人々とは、身体、精神、発達、高齢期の障害や、環境への不適応により日々の作業に困難が生じている、またはそれが予測される人や集団を指します。

身体機能リハビリテーション
手足のマヒや骨折、神経障害に対して生活動作の改善のため、関節可動域訓練、筋力増強訓練、筋の促通訓練などを行います。
手指機能練習
簡易上肢機能検査(STEF)

日常生活動作
食事(お箸の操作)や整容動作(歯磨き、手洗い)、更衣動作(服の着替え)、排泄動作(ズボンや下着の上げ下ろし)、入浴動作(洗髪、洗体)など、身体の状況や自宅の環境、習慣に合わせた動作練習を実施しています。また、必要に合わせて職業支援や家事(調理、洗濯、掃除動作など)・趣味に対するリハビリテーションなども行っています。
環境適応練習
トイレ昇降ユニット

高次脳機能・認知機能に対するリハビリテーション
言語聴覚士や病棟と連携し、リハビリテーションを実施しています。
ぬり絵や計算、書字練習、パズルなどの課題を用いて集中力・注意力の向上や思考能力向上のためのリハビリテーションを行います。

道具・環境調整
身体機能面の長所を活かした福祉用具の選択を行っています。また、自宅の環境を拝見し、手すりやスロープの設置など退院後の生活を見据えたアドバイスをさせて頂いています。
各種自助具
食事動作練習




言語聴覚療法


言語聴覚士(ST)

言語聴覚士とは、脳血管疾患など何らかの原因により、食べ物や飲み物を飲み込みにくくなる、言葉が出にくい、ろれつが回りにくいなどの症状がある方に対して、リハビリテーションを行う仕事です。評価を行い、患者さんに合わせたリハビリテーションを提供しています。

摂食・嚥下障害(飲み込みにくい、むせるなど)
水分でむせる、ご飯が飲み込みにくいなどの症状が現れた患者さんに対して、口のケアやスムーズに飲み込みが出来る様に訓練を行います。飲み込みが悪くなる原因としては、脳血管疾患や、肺炎、老化による筋力低下など様々です。当院では、耳鼻科と協力し嚥下評価を行い、リハビリテーションを提供しています。

構音障害(ろれつが回りにくい、声が出にくいなど)
脳血管疾患により、顔面や舌の動きにくさが出た場合、ろれつが回りにくくなります。そのため、口や舌の体操、言葉をはっきり話す練習、声を大きく出す練習などを行います。

失語症(話し言葉や文字の理解ができない、言葉が出ない、字が書けない、読めないなど)
脳血管疾患により、聞く、話す、読む、書く能力に問題が生じた場合に評価を行い、理解力の練習や話す練習を行います。また、実際に文字を書く練習や文章を読む練習なども行います。

高次脳機能障害(ものを覚えられない、注意が散漫になる、段取りが悪くなるなど)
その日あったことを記憶すること(記憶力)、目の前のことや周囲に注意を向け集中すること(注意力)、適切な行動を判断すること(判断力)などは脳の各部位が複雑な連携を取り合って機能しています。これらに問題が起きた場合、評価を行い、記憶力や注意力のリハビリテーションを行います。また、作業療法士や病棟と協力してリハビリテーションを行う場合もあります。

失語症教材
高次脳機能評価用具

言語聴覚療法室兼高次脳機能評価室



訪問リハビリテーション


訪問リハビリテーションとは、主治医が必要と判断した者の自宅にリハビリテーション専門職員が訪問しリハビリテーションを提供します。
リハビリの内容として、利用者の心身機能の維持・回復や、日常生活の自立を目指し、生活場所で環境に添ったリハビリテーションを実施します。

・目的:環境調整や生活範囲の拡大
    身体機能の維持・改善
    家族へ介助方法等の指導
    ケアマネージャー等を通じて地域連携を図る

・対象地域:当院より片道20分圏内(必要性あればその限りではない)

・提供単位数:通常1回あたり2単位(40分間)

・種類:
①訪問看護ステーションより訪問看護Ⅰ5としてリハビリを提供する
②介護保険利用で当院から訪問リハビリを提供する
③医療保険利用で当院から訪問リハビリを提供する
※(原則、特定疾患以外の介入は行っておりません)